世界遺産スリランカ

スリランカの知られざる魅力をお届けします。

【スリランカ世界遺産⑧】スリランカ中央高地

こんにちは、IZZYです。

 

今日は2010年に登録された、
スリランカで一番新しい世界遺産
中央高地をご紹介します。

 

スリランカ中央高地!?

注)写真はキャンディの高台から撮ったもので、中央高地とは直接関係ありません・・汗
いや、もしかしたら遠くの方に写ってるのは中央高地かも!?

正直、まだ行ったことがないので写真持ってません・・汗
でもなんか画像があった方がいいかなーと思って。。。汗汗

ごちゃごちゃ言い訳はこれぐらいにして、行ったらまたご報告します!
では、改めまして↓

 

スリランカ中央高地は、

  • ピーク・ウィルダーネス保護区
  • ホートン・プレインズ国立公園
  • ナックルズ保護森林

という3つの緑豊かなエリアで構成されている自然遺産です。

 

ピーク・ウィルダーネス保護区

 

知る人ぞ知る“スリー・パーダ”、
またの名をアダムス・ピークという聖なる山は、
ピーク・ウィルダーネス保護区にあります。

 

“スリー・パーダ”とは、シンハラ語で“聖なる足跡”という意味。

 

山頂付近に足跡のような岩穴があり、

 

仏教徒はそれをブッダ(釈迦)の足跡、
ヒンドゥー教徒シヴァ神の足跡、
イスラム教徒は人類の始祖アダムの足跡(アダムとイブのアダム)
キリスト教徒は聖トーマスの足跡(イエス使徒のひとり)

 

と、それぞれ見立てて信仰の対象としているんだそう。

(宗派の垣根を超えてなんと美しい!
今流行りのダイバーシティというやつですか?違いますか・・)

 

スリー・パーダの登頂シーズンは、12月の満月から5月の満月まで。

 

それ以外の時期でも、登れなくはないのですが、
天候が崩れやすいこともあって、参拝者は少なめなんだとか。

 

ちなみに、夜中の暗いうちから登り始め、
山頂でご来光を拝んで下山するというのが一般的です。

 

ホートン・プレインズ国立公園

 

ホートン・プレインズ国立公園は、
標高2000mほどのエリアに広がる大草原です。

 

“ワールズ・エンド(地の果て)”と呼ばれる、
足元から地面がスパッと切り取られたような
1000mもの高さのある断崖絶壁がけっこう有名。

 

ワールズ・エンドまでの道のりは、
トレッキングコース(約10㎞)が整備されているので、
手つかずの大自然を肌に感じながら
安心・安全にトレッキングを楽しむことができるようになっています。

 

タイミングが合えば雲海が見られるという噂も!

 

そのほか、“ベイカーズ・フォール”と呼ばれる
美しい滝も見どころのひとつです。

 

滝の前でありったけのマイナスイオンを浴びながら、
ちょっと休憩~というのもいいですね。

 

ナックルズ保護森林もお忘れなく!

 

ナックルズ保護森林には、
スリー・パーダやワールズ・エンドのような
キャッチーな場所がないため
どうしても影が薄くなりがち・・

 

ですが、ナックルズ保護森林は希少な動植物の宝庫でして、
カオムラサキラングール、アカホソロリス
といった絶滅危惧種も多く生息しています。

 

しかも、熱帯雨林の特徴を持つ樹木と、
乾燥地域の特徴を持つ樹木とを同時に観察できる
とても興味深い森林地帯なんですよ!

 

本格的なトレッキングはちょっと・・という方、
軽めの高原散策ならナックルズ保護森林がおススメです!

(え?あまり心惹かれない?・・まぁそうおっしゃらずに。。。)