スリランカでも珍しい青い目のお釈迦様
こんにちは、IZZYです。
スリランカで過ごしていると、
けっこうな確率で釈迦仏像に遭遇します。
仏教徒が国民の約7割を占める国なので、
お寺が多いということもあるでしょう。
お寺以外にも、スリランカの玄関口
バンダラナイケ国際空港をはじめとして、
交差点などに比較的大きめの仏像が
どっしりと鎮座してたりするんですね。
そんなわけで今日は、
仏像作りの作業場をチラリと覗き、
そこで作られた仏像が
お寺に納められるまでの様子を
レポートしてみたいと思います!
お釈迦様がいっぱい!
今回お邪魔したのは、
主にお寺に納める仏像を作っている作業場。
作業場のあちこちにたくさんの仏像が置かれ、
お兄さんたちが余分な石膏を削り取る作業をしています。
↓奉納待ちの皆々さま。
スリランカでは、世間話ついでに
「今、お寺に納める仏像を作ってもらってるんだ~」なんて言うと、
親戚・知人・友人・見ず知らずの人などなどひっくるめて、
いろんな人が仏像作りにかかるお金を寄付してくれるそうで、、、
おそらく、来世をより良いものにするために!というお布施の要領で、
寄付が“功徳を積む”と同義になっているんではないかと。
仏像奉納は村人総出の一大イベント!
出来上がった仏像をお寺に奉納する日、
村人総出のパレードが開かれました。
もともと仏像がなかった田舎の小さなお寺に、
初めて仏像を奉納するというだけあって、
村じゅう大騒ぎだったようです。
↓パレードの準備中、お神輿の中の仏像は布で目隠し。
↓出発直前、布オープン!ジャジャーーン!
写真ではちょっと分かりにくいですが、
綺麗な青い目のお釈迦様です。
↓ダンサーのお姉さんたちも準備万端。
↓坂道を上ればお寺はすぐそこ!
↓キャンディアンダンスのお兄さんたちももちろん参加で!
↓仏像を祀る場所まで男手で運びます。
↓やっと落ち着きました~。
偉い(僧位が高い?)お坊さんのなが~い説法のあと、
キリテ(ミルクティー)でホッと一息。
キリテのお供にこんな↓感じものをみんなでつまみます。
今回、村人が総出だったのは、
“仏像をお寺に奉納する特別な日だから”
というのももちろんあったでしょう。
ですが、他人事も自分事としてちゃんと関わる人が、
スリランカには多いからではないかとも思います。
スリランカの人たちは、近所の人になにかあれば
すぐに家までスッ飛んで行きます。
近所の人たちが当人の家にワラワラと集まるんです。
自分になにかができるとか関係なく、
とりあえず駆けつける。
そして「あーしたらいいんじゃないか、
こーしたらいいんじゃないか・・」
みんなであーだこーだ言ってます。笑
スリランカでも都市部では
若干様相が違ってくるかもしれませんが、
少なくとも農村部では今でも助け合いの精神が、
まだまだしっかり残っているように感じます。